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優介
最近、低価格のSIMフリーのスマホがすごい人気を集めてるよね。

俺の友だちはみんなSIMフリーのスマホ使いだしてるよ。

愛莉
あたしの友だちもそうだよー!

友だちはみんなiPhoneか、SIMフリーのスマホか、みたいなカンジ(笑)

優介
そうだよね。

全国的に見ても低価格のスマホがすごい勢いでシェアを広げてるんだってさ。

愛莉
わかる!わかる!

てかさ?

なんでこんな低価格のスマホが人気出たのかな?

気にならない?

優介
安いからじゃない?

それっぽい理由あるのかな?

愛奈
あなたたちおもしろい話してるわね。

私がその疑問を解決してあげましょう。

低価格のスマホが人気を集めているのには5つの理由があるの。

今回は低価格のスマホのシェア率とその人気の理由を見ていくよ




低価格のスマホのシェア率

民間の調査会社「BCN」は、家電量販店など全国の2600もの店舗を通じて先月のスマホの販売動向をまとめました。

結果、スマートフォンの販売は日本で最も高いシェアを誇っていたiPhoneが50%を割り込んでしまう一方で、海外メーカーなどの低価格のスマホの売れ行きが好調で大きくシェアを伸ばしました。

iPhoneは3月31日からiPhone SEをリリースすることで、販売実績に苦戦していたところ13.3%という驚異の伸び率を記録しましたが、それでも全体の49.9%で着地する結果となりました。


iPhoneのシェアが落ちた反面、伸びたのが低価格のスマホなのです。

SIMフリーの低価格のスマホの販売は前の年と比べても28.3%もの急激な成長を記録しており、シェアも17.2%と高い水準になりました。


調査会社の「BCN」は、「大手通信会社に契約を縛られない低価格のスマートフォンの販売が増える傾向が今後も続くだろう」とコメントをしております。


低価格のスマホが人気になった5つの理由

低価格のスマホが人気になった理由を順を追って見ていきます。


【1】格安SIMの存在

多くのスマホ利用者が契約しているのは、docomo,SoftBank,auのいずれかの大手キャリアになります。

格安SIMは大手キャリアの価格を意識した価格設定になっており、その安さはこれまで格安SIMには無関心だった人もデビューさせてしまうほど、全国的にも知名度を上げてきております。

そんな格安ブームとも呼ぶべきか、格安SIMとSIMフリーの格安スマホがセットで販売される例も多く見られるようになりました。


また、SIMフリーのスマホであるところがポイントで、通常キャリアのスマホはSIMロックがかかっており、docomoはdocomoのスマホ、SoftBankはSoftBankのスマホしか使えないという制限がありますが、SIMフリーのスマホであればそんな問題はなく、大抵の格安SIMは扱えます。

その手軽さと低価格が見事にマッチして強力な後押しとなっているのです。


【2】安心感の向上

最近では格安SIMと低価格のスマホがセットで販売される例もよく見受けられるようになりました。


このセット販売はイオンやビックカメラのような大手メーカーも自社の格安SIMとのセット販売を行っております。

これは大手キャリアのスマホとSIMが同時に購入できると全く同じことです。

それを私の身近にある大手量販店が行ったことで消費者に安心感を与え、格安SIMと同様にSIMフリーの低価格のスマホの人気も後押ししております。


【3】格安SIMに音声プランの登場

今でこそ当たり前になっておりますが、格安SIMはデビュー当初しばらくの間はデータプランしか存在しませんでした。

そのため、格安SIMで電話をする裏技としてスカイプや050から始まるIP電話が流行っていました。


そんな中、格安SIMにも090や080から始まる一般的な音声プランが登場したのです。

この音声プランの登場で格安SIMを利用するために必須であるスマホにも相対効果で人気が集まったのです。

また、格安SIMを求める利用者のニーズは安いことにあるので、ただのスマホではなく低価格のスマホに人気が集まるようになりました。


【4】サポート面の向上

これまでは低価格のスマホといえば、中国や台湾のような海外メーカーのものが大半を占めておりましたが、最近では日本メーカーも低価格のSIMフリースマホに力を入れており、日本メーカーのスマホであればスムーズに悩みが解決できるようになったことが強みになります。

そんなサポート面の向上から敷居を低くすることでSIMフリーの低価格のスマホに移る利用者が多くなりました。


【5】価格による大手キャリアの追随がない

大手キャリアはスマホのことならSIMからスマホ本体のことまで全てを1つの窓口で受けることが可能です。

その完ぺきとも言えるサポート体制が大手キャリアの武器になっております。

実際にKDDIの田中孝司社長は、決算発表の場で「価格の訴求ではなく、価値の訴求を進める」と公言しており、格安SIMには価格による追随はしないとしております。


以上のことから低価格を求める利用者は格安SIMに移り、サポートを求める利用者は大手キャリアを選択するという明確な2択になっているのが今のモバイル業界の実態です。

つまり、格安SIMの需要が高まれば必然的に同じニーズである低価格のSIMフリースマホの人気が高まることから低価格のスマホは人気を集めているのです。



まとめ

格安SIMの人気が上がれば上がるほど低価格のスマホにも人気が集まります。

最近ではイオンモバイルが大きな成果を収めて、これまで以上に格安SIMも雑誌やTVなどでメディアが報じる機会も多くなりました。

低価格という日本全体のニーズにあった販売スタイルを取る低価格スマホはこれから先も人気を集め、シェアを伸ばし行くことになるでしょう。




Source:NHK