Project Ara
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Googleは組み立てすることができる、モジュールパーツ組み立て式スマホ「Ara」を2016年末までに開発者を対象に提供を始めると発表をしました。

今回はProject Araの立ち上げからついに現実味を帯びてきた組み立て式スマホ「Ara」について詳しく解説をさせていただきます。



Project Araとは

image by Google ATAP

Project Ara(プロジェクト アラ)とは、Googleによって開発された、モジュールパーツ組み立て式のAndroidスマートフォンのことです。

Project Araはオープンソースハードウェアの位置付けとなっており、自由な開発を可能しております。


Project Ara最大の魅力は、本体は金属フレームのみとなっており、そこにモジュール化された組み立て用パーツの「カメラ」や「ディスプレイ」などをはめ込んで、オリジナルのスマートフォンを自作することができるところです。

さらに、組み立て式になっているため、万が一故障をした際にも故障したパーツだけ交換することで修理も可能であり、また同様の手順でより高性能なものへアップグレードすることもできるのです。


これにより、寿命の面においても通常のスマートフォンよりも長く使用できることから電子機器廃棄物の削減にも期待が持たれております。

Project Araの延期

当初2015年8月にプエルトリコで試験販売が予定されておりましたが直前になって中止され、2016年以降に販売は延期されておりました。

その後、2016年5月20日に開発者向けイベント「Google I/O 2016」で開発者向けバージョンが2016年末に提供を始める旨が発表され、合わせて一般向けも2017年に発売することが発表されました。


これにより来年には組み立て式のオリジナルスマートフォンを目にすることもできそうです。


Google I/Oで公開された「Ara」は

Google I/Oで披露された試作品においては、電磁石とラッチでモジュールを着脱を可能としておりました。

また、音声認識でモジュールの取り外しも可能としており、機械物が苦手な女性も簡単に組み立てを行うことができるものになっております。


Project Araはユーザーを選ばない

Project Araはカスタマイズが可能になっているため、例えばカメラの性能にこだわるユーザーであればカメラのモジュールだけ高性能なものにすれば良い。

また、スマートフォンのヘビーユーザーならば、バッテリーを高性能なものにすれば良いので各々が求めるニーズに合わせて組み立てることができます。

無駄を省き、必要な部分に力を入れることができるため、コストパフォーマンスを非常に良いスマートフォンが組み立てられるでしょう。



Project Araのまとめ

自由度の高い組み立て式スマートフォンのProject Araは、2017年以降雑誌などでも組み立てパターンの特集などで目にする機会も増えてくることでしょう。

全てにこだわるハイエンドモデルとは異なり、ユーザー自身がこだわるところにだけ力を入れることができるので、満足度はかなり高いものになると思われます。

PCの組み立てとは比較にならないほど、簡単に行えることから日本でも普及が見込まれるProject Araに集まる期待はとても高いものになっております。




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