GoogleがAndroidのバージョンアップについて本腰を入れました。

Bloombergが報じたところによると、今後Androidのバージョンアップが遅いメーカーには圧力を加える方針のようです。



GoogleがAndroidのバージョンアップが遅いメーカーを晒し上げ

Googleは今年初めにセキュリティパッチ、及びAndroidのバージョンアップを積極的に提供しているメーカーのランキングを発表を発表しております。

このランキングのリストはAndroidを搭載した端末を製作しているメーカーに公開されておりますが、今後Googleはこのリストをメーカー以外にも一般公開を検討しているようです。


これにより、Androidのバージョンアップに消極的なメーカーが明確化されることになります。

リストの公開をすることで、メーカーがAndroidのバージョンアップに取り組むようになることをGoogleは期待しています。


Googleはなぜ強硬策に出たのか

セイキュリティの強化を施している最新のAndroidを使用しないことで、ユーザーはセキュリティ面において脆弱な環境で端末を使うことになります。

場合によっては先日、記事にさせて頂いたような事態にも発展します。

インターネットバンキングの脆弱性に注意!スマホでの対策は?


日本以上にセキュリティに対する意識の高いオランダでは、「Androidのバージョンアップを怠っている」として消費者団体がサムスンに対して訴訟を起こすほどの事態にもなっています。

メーカーがAndroidのバージョンアップを怠ることで、「Androidはセキュリティが弱い」と連想されてしまう問題もあります。

Googleはセキュリティの面とイメージの悪化を恐れて強硬策に出ることになりました。


メーカーはなぜAndroidのバージョンアップを行わないのか

自社端末とAndroidの相性などの検証テストを行ってからバージョンアップを行うため時間を要する、というのが第一でしょう。

実際に検証を行っていますが、これは表向きの理由です。


第二の理由として、端末を製造しているメーカーとしては、利用中の端末を最新のAndroidにバージョンアップされるより、最新Androidが搭載されている端末を購入してくれたほうが利益が出るのです。

このことからメーカーとしては、Androidのバージョンに消極的になってしまうのです。


AndroidとiOSの最新バージョンの利用率は?

Androidの最新バージョン利用率はわずか7.5%程度になります。

それに対してiOSは84%にもなります。非常に優秀な数値です。


Googleが強硬策に出るのも納得できる結果です。



Google、Androidのバージョンアップについてまとめ

これまでのAndroidのバージョンアップは確かにスピード感がなく、旧端末が最新のAndroidにバージョンアップできるようになるだけでニュースになるほどです。

Googleが本腰を入れたことで、今後は最新バージョンのAndroidの利用率にも影響が出ることでしょう。



source:Bloomberg