Xamarin



ハイブリットアプリ開発といえば、AndroidもiOSも両方行えるということで「HTML5」が大きな話題を呼んだことがまだ記憶に新しいと思います。


今回ご紹介させて頂く、「Xamarin」はAndroidもiOSもUWPも1つのコードで開発できるというものです。

PC環境はWindowsでもMacでも開発を行うことは可能です。


HTML5の非ではありません。

今回はそんな「Xamarin」についてお伝えさせて頂きます。


Xamarinとは

Xamarinはザマリンと読みます。

Xamarinは、2011年5月にMono、MonoTouch、Mono for Androidの開発者により設立されたマイクロソフトの子会社でソフトウェア企業です。

これら3つのソフトウェアはCommon Language Infrastructure、及びCommon Language Specificationsのクロスプラットフォームな実装であり、これらを合わせたものはMicrosoft .NETと同等の環境です。

つまり、それぞれLinuxなどのUnix系OS、iPhoneなどのiOS、Android上で動作する.NET環境なのです。


従来のアプリ開発は

従来のアプリ開発はネイティブアプリで行われており、AndroidにはJava、iOSにはObjective-Cが用いられておりました。

もちろん、開発アプリそのものが異なるため、コードの再利用もできなかったのです。


例えばフランス語とスペイン語を別々に覚えるようなものです。

1つの言語を覚えるだけでも大変なので、このような理由からPGやSEにかかる負担は大きいものでした。


Xamarinの有用性

Xamarinを使えば、基本的にはC#または.NETとVisual Studioで、iOS/Android/UWPのモバイルアプリを開発できるようになります。

さらに、コードを共通化でき、Visual Studioや.NETの活用をすることも可能になります。


C#といえば、プログラミングの業界においても難易度はそれほど高くなく、多くのPG,SEが習得している言語なので、今後はXamarinを用いてモバイルアプリを作成できる人が増えてくるでしょう。


Xamarinの歴史と実績

Xamarinは開発開始から5年以上の実績があります。

さらに、ベースとなったMonoは15年以上の実績があります。



iOS/Android/UWPのインタフェースはすべて移植されており、C#などからすべて利用できる上、パフォーマンス面でもネイティブでのアプリ開発との違いはないのでネイティブでのアプリ開発を行っていた方こそ、Xamarinは違和感なく取り組めるでしょう。


残念ながら、国内のXamarin利用者はまだ少なく、日本語のドキュメントなども整備されていないのが現状です。

しかし、その有用性に目を付け、既に導入を始めているところもあります。


Xamarinの開発環境

WindowsでiOSアプリの開発を行う際は、Mac OS Xで動作するXcodeが必要です。

また、WindowsでAndroidアプリの開発を行う際にはAndroid SDKとJavaのインストールが必要になります。


Mac OS Xでは、Xamarin StudioとXcodeをインストールすることで、Android/iOS/UWPアプリの開発が行える。




Xamarinのまとめ

かなりおもしろいコードが誕生しました。

私もHTML5のハイブリットアプリ開発は勉強した経験がありますが、1つのコードでAndroidもiOSも動かせるアプリ開発はとても便利に運用ができます。


また、モバイルアプリを作成できる人が純粋に増えるということは、それだけ良いアプリが開発される可能性が高まるということなので、非常に明るい話だと思います。


スマホ本体も各社メーカーが様々な工夫を行い進化をしています。

料金プランにおいてもMVNOが活発化してキャリアを脅かすほどになっています。

アプリ開発もこの波に乗って成長をしてほしいですね。




source:Impress Watch